【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ弐











 気が付くと、朝だった。





 夕べの記憶が全くない。




 私の隣では上半身裸の龍太さんが





 仰向けで寝てる。





 私の服装は酷い状態で。




 ジンベエの襟元が乱れ、




 右肩が露出しているうえ、




 ズボンが膝まで下りていた。





「な、何があったんだろ」