フライドチキンがムショウに食べたくなって 私は屋台を探した。 そのとき。 「ねえ、キスしてよ」 花火の音でかき消されそうな 小さな声が聞こえた。 その声は 聞き覚えがあった。 私を助けてくれた 私の恋人を奪った 悪魔。