理紗が笑った。 「そう?」 「なんかね、朝ドラのヒロインを 見てるよーな気分」 そこまでまっすぐかな?私。 「でもさ、一途って悪くないと思うよ。 花蓮らしくってさ」 理紗はそう言って、微笑んだ。 「ありがと、理紗」