「はぁーあ!? 嘘でしょ!?」 教室に理紗の絶叫が響いた。 皆が何事かとこちらを向く。 理紗は慌てた様子で口を押え、 それから、「ホントに?」と聞いてきた。 「ホント」 「それ、カレシとしてどうなの?! 大事なカノジョを追い出して、 そこから学校通えって!?」