締め切ったカーテンから漏れる月の光に目を細めながら私は顔を上げた。

答えに迷うのである。


あ、ちなみに…彼氏というのは同じくこの『ドキドキhistory☆part3』の主要キャラクターである。

つまり、どちらも2次元内なのだ。

「…ダメだ。どちらも捨てがたい、後で考えよう」

誰もいないのにそうひとり呟き、ネーミングセンスを疑うゲームをシャットダウンした。



ケータイを充電器に差し込み、私はベッドに潜り込む。


ケータイは私の命だ…いや命の次かもしれn((ry


最新のスマホでも無いのに毎日の充電が欠かせなかった。

そう、日課だ←

ケータイを触る事が日課になっているのだ。

「やば…目痛い、永眠したいわw」

時計を眺め、午前3時半を指していることを確認する。


ざっと2時間か…


明らかに少ない睡眠時間を悲しむ暇も無く、私は深い眠りに落とされた。




これが、真生名葵(マオナ アオイ)

華の高校2年生の1日の一部始終である。


さぁ、私の特徴でもざっと教えてあげようか。

「私?稀に見るヲタ女ですが何か?」

私、葵の口癖。

そして毎日思うこと。



リア充なんて爆発しろ☆


以上である。