「何でまた困らせんの!!!」

いつもの平手打ち
今日は何かいつもより痛かった。


私は佐々木千奈。
バカ校を通う高校一年
世で言うJK。
中学の時から可笑しくなった私は髪の毛が茶色に金のメッシュでピアスが空いてるただのチンピラ。
世間から見離されてる組。
だけど頑張って地面に這いつくばって生きている。

私は両親共にいるけど親父は滅多に帰ってこない。
だからほぼ、母子家庭状態。
母は物心がついた時から変だった.
ご飯もまともに作らず幼かった私に酒をかって来いと言っていた。
そして何よりも家庭内暴力。
少しだけ間違えると殴られ蹴られ投げられなど日常茶飯事。
だから義務教育を終えた私は毎日、夜中まで遊んで家に帰らなかった。


「千奈ー、遊ぼっ。」

「はいよー。」

連絡が来ればすぐ遊びに行った。

「このまま学校いくー?」

「今日は行かない。」

ほんらいなら今頃、机に向かって勉強をしてる時間だね。


「どこいくー?」

一緒に居るのは由奈。
同じクラスで同じ不登校児。

フラフラと歩いてたら急に大きな音がした。


「大丈夫?!ごめん!」

バイクと衝突をした。
まぁ、信号無視した私が悪いけどね。

「大丈夫」

「あー血が出てる!ちょっと待ってて!」

そのバイクに乗ってた男は急に消えた

「どーする?帰る?」

「千奈!どーしたの!さっきのひと、めちゃカッコイイぢゃん!運命だよ!」

ぇ?そーなの?
あまりそいつの顔を見てなかった。

「二人にしてあげるね!ぢゃ、バイバイ!」

「ぇ、由奈ー。」

呼んでも由奈は手を振っただけだった。
えー、帰ろうかな。
そしたら向こうからダッシュでその男が走ってきた。

「はい!絆創膏!」

「ぁ、ありがとう。」

一瞬顔をみたら由奈の言う通り、なかなかのイケメンだった。

「名前なに?オレ、愛斗!」

「千奈だよ。」

「可愛いね!何歳?俺は高1」

「あー、ならタメだよ」

「ほんと?嬉しいな」

「だねー。」

知らない人には冷たい私。
あー可愛くないね。


「今から遊ばない?」

「いいよ」