「……っ!! 痛いっ! …うあああっ!」 体じゅうが痛い。 自分でも わけのわからない 声を出していた。 突然の痛みで目が覚めた。 …そして。 すごく、暑い。 あれ、長袖…? この、ただでさえ 暑い時期に。 もちろん、薄着で寝たはず。 私が本当のことを知るのは 2時間くらいあとだった。 そして その また1時間後には 本当の恐怖を 知ることになった――。