隼人は桃香の頭を撫でている。

桃香は泣きそうな顔だったけど次第に笑顔になった。



そんな様子を微笑ましく見ていると、


加『那瑠、赤ちゃんの名前決めたの?』


お姉ちゃんが話しかけてきた。


那『決めたよ。男の子は一弥、女の子は菜那。』


加『良い名前じゃない♪ね?和樹くん。』


和『はい。那瑠、協力して育てていこうな?』


那『うん。』



私はその日に退院できた。


そして、その日は終わった。