屋上。


私と翔夜は屋上のベンチに座っている。


菜『……翔夜、久しぶりだね。』


翔『あぁ。2年ぶりだな…』


菜『ごめん。』


翔『何で謝る?』


菜『私の都合で別れたじゃん。』


翔『……いいよ。いろいろあるんだもんな。何があったのかは聞かねぇけど。』


菜『ごめんね?ありがとう。』


翔『泣くな?』


翔夜は私の頭を優しく撫でてくれた。