翔『柳葉翔夜です。』

鈴『鞠里鈴奈です。』


舜『じゃあ席はな…新田の右隣だ。』


舜さん絶対“菜那”って言おうとしたな。


私は腕と足を組んで目を伏せる。


2人が座る音が聞こえた。


鈴『あ、あの…よろしくね?』


鈴奈が隣か。


私はゆっくり目を開いた。