ギューっと抱き締めてくる。


菜『ねぇ、何かあったの?』


もう一度きいてみた。



悠太『鈍感…』



菜『え?』



鈍感って…



悠太『お前もうすぐ修学旅行だろ?俺行けないじゃん。菜那可愛いから他の男にとられそうで心配なの。』


菜『か、可愛いって…。私可愛くないよ?』


悠太『自覚しろ。一弥からよく聞いてんだ。男共がお前を狙ってるって。』