その後も、親父は猇さんと飲んでいた。 アホらしとか思ってたら、 俺まで飲まされてしまって最悪。 未成年だけど、酒は普通に飲んでいた。 ただ、その時の俺は海菜の側に いたいと思っていたからだ。 まあ今も19歳で、未成年だけどな。 「愁夜、お母さんと幸さんが早く来いって言ってたよ。行こう。」 「面倒くせーな」 寝ていた俺は立ち上がり、 海菜と家の中に入る。