「……幸、俺とーーー。」 ごくん……。 は!思わず息 飲み込んじゃった。 「俺と、一緒に暮らそう。この家で。」 やばい…やばいよ……。 今の聖夜のセリフ、カッコよすぎるよ。 「…………うん。」 今は、嬉しすぎて何も言えない。 でも、あたしはうるさいから。 たまには、こういうあたしもいいよね? その夜、少し暖かい風に包まれて、 あたしと聖夜は、一つになった。