彼女は二重人格


「あの、夜ご飯、食べていきませんか?」


いろいろしてもらったお礼だし、これくらい、いいよね?

「いいのか?迷惑じゃねえの?」





「大丈夫。お母さんは、遅いですから。」
「じゃあ、遠慮なく。」



なぜかわくわくしながら料理をする私。
鼻唄が出ちゃう。




「ご機嫌だね?七奈美。」

は?七奈美?




呼び捨て~!?
なんで急に?
「顔赤い。可愛い。」


ドキッ…





「な…なんで急に呼び捨てなんですか?」

「ん?ダメ?」





王子のスマイル…瞬殺ものです。

「ダメじゃ…ないけど。」



「なんか、そう呼びたくなった。いい?」







私は断る理由もないし…
「べ、別にいいですけど。」




「ありがとう、七奈美♪」







ちょっと…いや、かなり嬉しいかも?
なんて。