先輩の生態研究開始から、つまり一応ではあるがわたしと先輩と付き合い始めてから数日後、わたしは先輩にある質問を投げ掛けた。 「わたしって先輩のサッカーの邪魔になってませんか?」 「なに言ってんの?俺は神崎と付き合ってから絶好調だよ」 そう言いながら先輩は親指を立てた。 しかしそのようには思えない。 先輩の成績は今までと大差はないからだ。 「…邪魔になっていないならよいです……。」 ちょっと照れた。