キラリ

「千明ちゃん、クリスマスは遊べる?」


「友達と、約束が……」


「それって女子会?

俺も混ぜてもらえないかな♪」


「駄目だと思う……」


「うーん。残念だな。

じゃあ……」



いても立ってもいられなくなり、私は足音を立てないように小走りで、その場をあとにした。




たかだか数メートルの小走りでも、心臓は早鐘のように打っている。



翔太、何やってるの?


何で千明なんかと……。