キラリ

「じゃあ……全身、こんなでこぼこになっちゃうんですか?」


「投薬で症状の進行は多少抑えられますが、根本的に治す事は、残念ですが……」



目の前が真っ暗になった。


そんな話、信じたくない。



母が私の肩に、そっと手を置いた。


「輝姫、つらかったら貴方、外で待ってなさい。

あとは母さんが、先生のお話聞いておくから」


母の声も、少し震えている。