キラリ

輝姫が死に、翔太さんが私の前から消え

なぜか私だけが、何事も無かったように生き続けている。



輝姫を可哀想とは思わない。


きっと輝姫は、私に同情される事が何より不愉快だろうから。


また私にも、1人だけ助かった事に対する罪悪感は無い。



――ずるいかもしれないけど、私はこのまま、生きて、頑張って夢も叶えるからね。



何しろ助かってしまったものは、また生きていくしかないのだから。







※この作品はフィクションです。本文に登場する「進行性多発性歯状骨腫瘍」は現実には存在しません。