キラリ

もう一度名前を呼ぶと、輝姫はゆっくり顔を上げた。


目から血を流して。



あまりの凄惨さに、私は言葉を失ってしまった。


目のまわりの骨に生えた“歯”が皮膚を突き破ったのだろうか。



両目から溢れ出す真っ赤な憎悪と、それがこびり付いた“歯”。



輝姫のその顔を、きっと私は死ぬまで忘れないだろう。