キラリ

輝姫は――

うずくまって、目の辺りを両手で押さえ付けていた。


足元には取り落としたカッターナイフ。


苦悶に耐えるようにぎりぎりと食いしばった歯の隙間から、かすかなうめき声が漏れている。



「……輝姫?」


「あ゙……あ゙ぁあ゙あぁ!」



喉の奥から絞り出されるような悲鳴に続き

無数の細かい凹凸に覆われた手の隙間から、左右一筋ずつ、鮮血が伝い落ちた。


「輝姫?!」