キラリ

翔太さんはそのまま、気を失ってしまった。



顔を切り付けられたのかと思って慌てて覗き込むと、無傷のようだが白目を剥いていた。


顔から視線を外すと、翔太さんが失禁しているのが見えてしまった。



そんな翔太さんの様子を「それ」はしばらくの間つまらなそうに見下ろし

やがておもむろに、私の方へ向き直った。