「あいつの事好きだったんだろ」


「うん。
 ...けどそれはともだ「あいつも」」


私の言葉を遮るように


「あいつもお前のこと好きだと思う」




「私の話を「聞きたくない」」




悠矢...。
何なの。私の話聞いてよ



「意味わかんないよっ
 悠矢のバカぁ...。」


悠矢の瞳が鋭くて痛かった。
剣をぐさりと刺されたような気分







「俺も。彼氏の前で他の男と
 仲よく話すお前が分かんねぇ」