子供達が眠ったあと、いつものようにたわいない話で笑い合う私達。


「ハーックショッ!!!」


「やだーもう、今なんか飛ばなかったー?クスクス」


どうして隆義といると、クシャミさえ楽しいネタになるんだろう。


一日の中で二人きりになれる時間は、きっと合計しても一時間もないかもしれない。


本当はもっと二人きりになりたいけど、子供達が大きくなってからじゃなきゃね。


隆義は私に惜しみない愛情を注いでくれて、子供達も大切にしてくれて、家事だって手伝ってくれる満点以上の人。