あたしだけ言って、蓮は言わないなんて…ずるい!! 「あたしもなんでもない!!!」 「は?なんだよ、それ!!!」 「もういいの!!」 「ったく…。」 そして、あたしたちは、集合時間が近くなったので、手を繋いでホテルに帰った。 はぁ… せっかくあのことについて言おうと思ってたのにな… そんなことを思っていると… 「ちひろー!!蓮くーん!!」 後ろからあたしたちを呼ぶ声が聞こえた。