「ご、ごめん…!!次は気をつけるから…。」 あたしは、蓮に謝った。 すると、あたしの目の前に蓮の手が差し出された。 「ほら、つかまれよ。」 「え…??」 「おまえ、危なっかしいし…。ほおっておけないし…。心臓に悪いんだよ。だから…手繋ぐぞ…。」 蓮の顔は真っ赤だった。 しかも、耳まで真っ赤。