そして、あたしはつまずき、転びそうになった。 あ、危なかったー… 「おい!!大丈夫か!?怪我はないか??」 すると、蓮は駆け寄ってきて、不安そうな顔であたしを覗き込んだ。 うっ… かっこいい… 「だ、大丈夫だよ!!こけてないし!!」 「ったく…。だから、新幹線のとき行っただろ?おまえは危なっかしいって…。」 あ…、そうだった…。