「いや…ただ風に当たりたくて。」 うー… 気まずい… 早く帰ってくれないかな… 「俺も。ちょっと風に当たりたかったんだよなー。」 そう言った凛太郎は、あたしの隣に来た。 「そ、そうなんだ…。」 「あぁ。」 それから、長い沈黙が続いた。