そう言って、あたしの近くでスヤスヤ寝息を立てて、蓮は寝始めた。








これって、怒ってないってことだよね…??







てか、この状況…







やばいんですけど。







心臓もちません…







蓮は、東京に着くまでずっとあたしの肩の上で気持ちよさそうに寝ていた。







そんなあたしは、ずっと1人ドキドキしていて、心臓が壊れそうだった。






この気持ちを今ここでわかっていればよかったのに…と後から思ったのは言うまでもない。