「えっとー…なんだっけ!?忘れちゃったー!!」 あたしは、精一杯の嘘をついた。 ごめん、蓮!!! こんなとこであんなことなんて言えない!! それに、やっぱり自分の気持ちは蓮だなんてやっぱ断言できない!!! 「ふーん。」 なぜだか蓮が不敵な笑みを浮かべる。 な、何…?? すると、蓮の顔がだんだんあたしに近づいてくる。