「あぁ。」








あたしは、友梨と建斗くんのほうを見た。







すると、友梨と建斗くんはすごく喜んでいた。








あたしも、すごくうれしかった。







逃げなくてよかった…







そう思った。






そして、今まで遠かった距離が、また少し縮んだような気がした。






もっと彼に…





蓮に近づきたいと思った。