あたしがてんぱっていると、蓮はあたしの頭を優しく撫でてくれた。 「ゆっくりでいいから。」 あたしは、その蓮の一言で安心できた。 「あの…よかったら、い、一緒の班にならない…かな??」 あたしは、ようやく自分の気持ちを伝えることができた。 蓮はあたしの言葉にまた驚いていたが、すぐに優しい表情に変わった。 「あぁ。いいよ。」 「ほ、ホント!?」