あたしの頬からはジンジンと痛みが走った。 それで、あたしは友梨にぶたれたことがわかった。 「ちょっ!!友梨!?」 驚いて、心配した建斗くんはあたしたちのもとへ駆け寄った。 「な、何するの!?」 「何うじうじしてんのよ!!!そんなのちひろじゃない!!!そんなちひろ、あたしは好きじゃない!!!大嫌い!!!」 「友梨…。」 「高校に入ったら、本当の恋をするんじゃなかったの!?文化祭の日、逃げないって決めたんじゃないの!?」