*Love Mail*











だから、あたしは嘘をつくことができなかった。








「どうせ、有村となんかあったんだろ?それで、有村のとこに行こうとしてんだろ?」








凛太郎には全て見抜かれていた。







「う、うん…。だから、蓮のとこに行きたいの。お願い、凛太郎。行かせて。」








「蓮??いつそんなに仲良くなったの?」









凛太郎はどんどんあたしに近づいてくる。






そして、あたしは後ずさりをする。