「は、入ります」 障子を開け、中に入ると、土方さんは文机に向かっていた。 周りには失敗したであろう紙がグシャグシャに丸められ、放置されている。 「此処に置いておいてくれ」 土方さんが指差す場所にお茶を置くと、私は颯爽と部屋を出た。 何か土方さん、平静としてなかった? あ、そういえば、土方歳三って女ったらしって聞いたことがある。 だったら、馴れてるわな。