夢なごり~君の声に呼ばれて~



原田さんに教わりながら竃に火をつけ、お湯を沸かす。



そして、何とか無事にお茶を淹れることが出来た。



でも、私にとって、これからが難題だ。



「持って行きづらい…」



「ああ、昨日のやつか。俺が持って行ってやろうか?」



「良いの?じゃあ、お――」



「原田組長、巡察の刻限ですよ」



原田さんの神の声に頼もうとしたら、平隊士の声が私の声を遮った。