夢なごり~君の声に呼ばれて~



「これなら屯所まで強制的に連れていけますね。良かった~、土方さんに怒られずに済む」



私は荷物かいッ!



つか、冷静に突っ込んでる場合じゃない!



「離せッ!つか、降ろせッ!変態ッ!」



「嫌ですよ」



私は青年の肩で暴れる。



でも、さすがは武士。



身体を鍛えてるだけあって、どんなに暴れても、腰に回された腕はびくともしない。