「舞咲!彼だよ、噂の転校生!」 すると、隣にいた岬は外を見る私の肩を叩いて来た。 痛いんだけど…。 そう思いつつ、私は岬が指差す方を見た。 「…っ!」 私は目の前にいる転校生の姿に目を見開いた。 「舞咲」 あの時と変わらない声、変わらない優しい笑顔…。 自然と頬に涙が伝った。