「きゃあぁあああ!」 昔の記憶を懐かしむ私の耳に甲高い黄色い悲鳴が聞こえた。 「な、何事!?」 「ああ、多分噂の転校生じゃない?」 「転校生?」 「知らないの、舞咲?今日、E組に転校生が来たらしいよ」 知らなかった…。 というよりも知らないのは当然だ。 A組である私の教室はE組とは違う校舎にある。 だから、情報が届くのが少しばかり遅い。