見てみると、淡い紫色の石で作られたブレスレットがあった。 「俺は絶対未来でお前を見つけ出す。だから、待っててくれ」 未来で見つけてくれるの…? 私はそれが嬉しくて、笑顔を浮かべた。 「うん…、待ってる…」 すると、土方さんは顔を寄せて来た。 そして、唇が重なる。 それと同時にまばゆい光が身体を包み、私の意識は途切れた――。