夢なごり~君の声に呼ばれて~



「いっつ…」



私は立っていられなくなり、その場に膝をついた。



「舞咲!?」



土方さんは慌てたように私に近付いて来た。



背中が焼けるように熱い…。



「どうした、舞咲!」



「背中…が…痛、い…」



「背中!? 血が滲んでる…」



血が…?



何で、血が滲んでるんだ…?