夢なごり~君の声に呼ばれて~



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お茶を淹れた私は土方さんの部屋の前に立っていた。



大丈夫、落ち着け、私…。



私は深呼吸をすると、中の土方さんに声をかけた。



「土方さん、入ります」



「ああ」



中に入ると、土方さんはいつもと変わらず、文机で仕事をしていた。