夢なごり~君の声に呼ばれて~



「やっ…、止めてください!」



女の子の声…?



声の方に視線を向けると、同い年くらいの女の子が変な男に絡まれていた。



「良いじゃねぇか、酌ぐらい」



何処の時代でもこういう男は居るんだな…。



私は一緒に落ちて来た竹刀を取ると、女の子を助けに向かった。