「なんだ、桜井君は寝てしまったのか?」 「近藤さん、斎藤…」 すると、池田屋の中から近藤さんと斎藤が出て来た。 そして、二人共寝ている舞咲を見て、苦笑を漏らした。 「よく寝てるよ」 「夜通しだったからな。どれどれ、寝顔を拝見しようかな」 近藤さん達は舞咲の寝顔を見ようと身を乗り出して来た。