「総司、一回外に出るよ」 「でも…、近藤さんが…」 「今は他人より自分を心配しろ!」 「…っ」 私は総司の腕を肩に回し、歩き出した。 総司は余程身体の体調が良くないのか、私に寄り掛かるようにして歩く。 重いとか言ってられない。 火事場のなんとやらというやつで総司を支えた。 「おっと、何処に行くんだ?」 階段を降りようとした時にそれを阻むように長州の男が私達の前に立った。 くそ…っ、こんな時に…。