「んだと、この野郎!」 「や、止めてください」 すると、桝屋という店の前で浪士二人と店主らしき人が言い争いをしていた。 喧騒が虫の居所が悪い私の癇に障った。 駄目だ、ムカついて来た。 クソ…、鬱憤晴らししてやる…。 「総司!これ持ってて!!」 私は総司にお使いの物を渡し、ズカズカと歩き出した。 「え、ちょっと舞咲ッ!?」 総司の制止を振り払い、私は喧騒を止めに入った。 「止めなよ。皆、困ってんじゃん」 「んだと、小僧!」 小僧って…。 浪士達は刀を抜き、私に斬りかかって来た。