夢なごり~君の声に呼ばれて~



「何で、先生を…?」



「それは奴は俺達の恋路を邪魔してるからだよ。よく言うじゃない、人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて死ねってね。だから、殺したんだよ」



怒りが身体の奥底から込み上げて来た。



私は修平先輩に足掛けをし、転ばせると腕を後ろで押さえ付けた。



「今から警察が此処に来ます。罪を償ってください、修平先輩」



「あっはははは!おかしいことを言うね、舞咲!君がそんなことをする訳無いじゃないか」



「嘘じゃないよ。ケータイに発信履歴だってある」



もうこんな奴に敬語を使う意味なんてない。



私が尊敬する修平先輩はもう此処にはいないから。