夢なごり~君の声に呼ばれて~



「私は大丈夫よ」



瑞穂さんは強がっているけど、頬には涙の跡が残っている。



すると、環季ちゃんが私のスカートを引っ張った。



「まーちゃん、どうしてパパはお箱の中にいるの?」



「……っ」



お箱とは棺のことだと思う。



環季ちゃんはまだ4歳…。



人の死を受け入れられる年齢じゃない。