夢なごり~君の声に呼ばれて~



『舞咲…』



またこの声…。



本当に誰なんだよ…?



目の前はまた白い空間。



でも、そこにいるのは私だけじゃない。



浅葱色の羽織を着た新選組の彼。



誰か確認しようとしたけど、顔は靄がかってよく見えない。


『舞咲』



彼は私に向けて、手を差し出して来た。



分からないけど、この手が、この声が愛おしい。



私はその手に触れようと手を伸ばした――。