夢なごり~君の声に呼ばれて~



それでもすぐに平静に取り戻した土方さんはズカズカと私達に近づいて来る。



すると、原田さんは私の身体を離した。



「一体、何があったんだよ」



「…言いたくない」



私は道場から出て行こうとした。



「桜井ッ!」



すると、土方さんは私の手を掴んできた。



土方さんにどんなに怒鳴られようと、この事は話したくない。



この気持ちは私にしか分からないから。