「隼人〜」 そう隼人を呼んだ女の子は、ちょこまかと、もうダッシュしてきて、隼人に抱き着いていった。 「はやと!応援に来ちゃった!今日試合出るんでしょ。頑張ってね!」 驚く隼人を無視して、自分の言いたい事をズバズバいって、あたしの事を見てきた。 「あー!真希ちゃんだぁ!」 その子をよく見るとみさっちゃんだった。 「隼人が女の子連れてるなんて珍しい!」 とあたしが驚くと、 「俺、美里と付き合ってんだ。」 と隼人が答えた。 .